ヘモグロビンa1c 基準値

ヘモグロビンa1cは糖尿病を判定する指標

 

日本人の代表的な生活習慣病の一つに糖尿病という病気があります。
その糖尿病の重要な指標である血糖に並んで検査されている項目にヘモグロビンa1cというものがあります。

 

健康診断では省略されてHbA1cと呼ばれていることが多いですが、これらは同じものです。
ヘモグロビンa1cは血糖が短期的な血液中の糖つの状況を示すのに対して長期的な状況を示すと考えられています。

 

食直後などは随時血糖と言い血糖値が上がってしまうため正確な判断が難しいのですが、
ヘモグロビンa1cを見ることで最近の状況を推測することが出来るのです。

 

そのため健康診断でも実施するケースが多くなってきています最近では血糖だけで判断が
難しい場合にはヘモグロビンa1cの数値を参考にするのは非常に一般的なことになって
きました。

 

実は数年前まで日本ではJDS値と呼ばれる日本のヘモグロビンa1cの基準値を示していました。
しかし国際的に用いられているヘモグロビンa1cとは数値や基準値が違うことから臨床や
研究の場で様々な混乱を起こしていたという問題がありました。

 

そのため最近になって病院や健診センターでは従来型のJDS値に代わって国際的に普及している
ngsp値を採用するようになりました。これは名称こそ同じですが別の検査です。

 

健康診断でヘモグロビンa1cの値が基準値をオーバー?

 

そのためこれまでの基準値とは異なりますので数値だけをそのまま比較することはできなくなりました。
このngsp値は国際基準値と呼ばれています。厚生労働省の通達により、
既にほとんどの医療機関ではこの新しい国際基準値で検査を実施しており、
従来とは異なる判断基準で糖尿病等の病気の状況を診ています。

 

このヘモグロビンa1cは健康診断の際などに食事の影響を受けずに糖尿病のリスクや
可能性を判断できる指標として活用されるようになってきました。
古い種類の健康診断では検査項目に入っていないこともまだあります。
チャンスがあればヘモグロビンa1cの検査を実施してみるのは有益と言えます。